ご利用者様の声

改善効果 : 右被殻出血・左片麻痺

2021.05.07

初めてペットボトルの蓋を開けることができました!

当リハビリセンターでの症例、改善効果について詳細な情報を掲載しています。

具体的な症状左手が動かないため、生活で全く使うことがない
発症からの期間約1年6ヶ月
利用者様の希望・左手がぶら下がっているだけの生活を変えたい
・字を書くために支えたい
・物を持って調理などができるようになりたい

実施したリハビリ内容

  • 手や肘を曲げる筋肉に対するストレッチ
  • 左手指、肘、肩関節の可動域を拡大する練習
  • 前方に置いた椅子の座面を両手で支えながらお尻上げ下げ練習

改善効果

  • 左手指や肘が伸びやすくなった
  • 立ち座りで強くなっていた肘・指の曲がりも軽減した
  • 食事の時に左手を机の上に伸ばして置くことができた
  • 右手を動かしてもそのままの姿勢を保つことができた
  • 初めて自分でペットボトルの蓋の開閉ができた

担当セラピストのコメント

もともと調理師もされていた背景と入院中のリハビリ内容による影響も加わり、左手への思い入れは非常に強い症例でした。
youtubeを参考にしながら、熱心に自主練習にも取り組まれておりましたが、生活上では左手を使用することができておらず、今のままではいけないと自覚されておりました。
まずは、何のために左手をどうしたいのかという点を明確にするために目標設定を行い、「字を書くときに支える」、「調理の時にフライパンを持つ」といった生活に紐づいた具体的な目標を挙げることができました。
そのためにも生活上での左手の管理方法を変化させることから開始して、1ヶ月間で掴むというところまで良くなることができました。
改めて、目標設定の重要性を学び、本人様の能動的な姿勢をより高めていけるような関わり合いが大切だと痛感しました。

効果には個人差があります

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