脳血管疾患(脳卒中)

頭部外傷

頭部外傷

頭部外傷とは

頭部へ外部から圧力が加わり、頭の皮膚や頭蓋骨、脳に損傷をきたすことを指します。
軽度であればたんこぶで済みますが、頭蓋内に命に係わる大出血をきたす場合もあり、加わった外力の程度で症状が変化します。
頭部外傷直後は変化があまり目立たず「軽い打撲程度だろう」と思っていても、実は脳損傷を負っている場合や、時間が経って重大な脳損傷へ繋がる場合や脳卒中などと比べて高次脳機能障害が目立ちやすいという特徴があるので注意が必要です。

頭部外傷の原因

主に交通事故や転落、転倒によって起こります。
そのほかは、暴行、スポーツ中やレクリエーション活動中の事故などによって起こります。
頭部外傷によって死亡してしまう原因の約60%が交通事故になります。

頭部外傷の症状

頭を打った直後症状がすぐに出ることもありますが、数時間、数日経ってから何らかの症状が起こることもあるので様子を見ることが大切です。
特に頭痛が酷くなってきたり、繰り返し嘔吐をしてしまう、意識がはっきりしなくなってくる、視力が低下し始める、高熱やけいれんが起こり始めた場合はただちに脳神経外科を受診することをお勧めします。

具体的にどのような症状が起こるのかというと、頭部外傷の症状は主に4パターンに分類されます。

皮下血腫皮膚は青紫に変色し痛みを伴うたんこぶができます。たんこぶの中には柔らかくぶよぶよしたものもあります。
頭蓋底骨折髄液が流れ出して、耳や鼻に出血が見られます。同時に髄膜炎も発症しやすくなります。
脳震とう衝撃を受けた瞬間、意識を失ったりめまいが起こります。
脳挫傷損傷後、意識障害、運動麻痺、言語障害、けいれんなどが発症します。

自費リハビリの必要性

医療機関へ入院してリハビリテーションを行うことができるのは「急性期」と「回復期」と呼ばれる期間のみとなります。
しかし、年々入院できる日数は短くなり、病院では「家に帰るため」のリハビリが中心となります。
麻痺や機能障害など後遺症が回復段階であってもご自宅での生活が可能と判断されれば退院となることもあります。

厚生労働省 患者調査の結果より作成

実際は自宅に戻ってからこそ転倒しやすくなるなど、想像以上に苦労をされます。
私達は訪問でリハビリに伺う中でそのことを実感してきました。
特に、重度の後遺症が残った方は、介護保険を利用してご自宅あるいは施設でリハビリを継続することになりますが、入院していた時は毎日2時間リハビリを受けていたのに対して多くても週2回、各40分程となります。
(介護度や状態によっても受けられるサービスは異なります)

そこで私達が注目したのは全国的に増えてきている「自費でリハビリを行う新しいサービス」です。

国民健康保険・社会保険・介護保険などを利用しない保険外サービスのため、費用は自己負担となりますが、回数や期間に制限がないため納得いくまで、機能改善・社会復帰に向けてリハビリを行うことができます。
当施設では一人一人に合わせた完全オーダーメイドのプログラムを作成し、成果をご利用者さまと確認しながら快適な暮らしができるようにサポート致します。

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