お知らせ

自分で気付くことが最も重要…!?【脳梗塞リハビリ】

2023.06.30

こんにちは!


早くも6月が終わりを迎え、

7月に入ろうとしています。


湿度が高く、体感温度は非常に高く

感じやすい時期になっていますので、

くれぐれも熱中症にはご注意くださいね。


早く枚方市に梅雨明けが訪れることを

ずっと願っています。。。


さて、本日はテーマの通り、

『行動が変わるには、自分で気付くことが大事』

と感じたことがあったので、紹介します。


ある感覚障害により外出が難しく、

自宅の中で過ごす時間が

長くなってしまった利用者様。


自身の生活状況に不安を感じながらも、

『運動も何もかもやる気力が出てこない…』

と吐露されていました。


週2回、訪問にて対応しているのですが、

先日ご自宅に伺った際、自主的に

スクワットを実施している姿がありました!


これまではベッドか椅子に座って過ごす

機会が多かったことから、

私も驚いてしまい、

状況の詳細な確認を行いました。


すると、飼っている猫の世話をしている時に

しゃがんだ状態から、立ち上がることが難しい、

と強く感じたようです。


これまではなんとなく自分の身体が

変わっていっていることを

認識していながらも、

「◯◯ができなくなっている!」と

気付いたことがきっかけで

行動に変化がみられたようです。


他者からの促しも効果的だとは思いますが、

普段の行動変容が訪れるのは、

『自分の気付きがあるかどうか』という点であり、

とても重要なのだと改めて感じました!


そのため、自宅へ伺った際には

自宅内での役割(この型の場合だと、

猫の世話や観葉植物への水やり、掃除など)

を用意して、外部刺激を変化させて対応しています。


人によっては、落ち込んでしまって

何も手につかなくなる、

という方もいるかもしれませんが、

リハビリでできるようになることや

どうなれば良いかor悪いか、という点を

整理することは大事だと思います。


過度に不安が起きないように

上手く課題の難易度を

コントロールしながら、

自身の問題点に気付いていただけるように

心掛けています。


どうすればいいかわからない、

課題の難易度って何?

と思われた方は、

ぜひともご相談いただければと思います。