お知らせ

ご自宅へ訪問することの意味【脳梗塞リハビリ】

2023.06.23

こんにちは!

本日は、今もなお

よくある質問の第1位に君臨する

『訪問リハビリ』についてです。


過去にもいくつか記事を掲載しているので、

併せてご確認くださいね。

コチラの記事では、

『条件次第で可能』としておりますが、

その条件をご説明します。

① 自宅内に関連した目標が立案できている場合

訪問する必要性がある、というのは、

その環境でリハビリする意味がある

ということです。


例えば、

自宅内での問題はクリアできていて、

屋外での目標

(仕事復帰したい、

地域のボランティアに参加したい等)

に切り替わっている場合、

自宅で行う必要性は少ないと判断できます。


むしろ施設への往復などで

得られるメリットの方が大きいでしょう。


そのため、

『自宅内でトイレまで歩けるようになりたい』

『装具なしでも浴槽に入れるようになりたい』

『掃除や調理など家事ができるようになりたい』

といった場合などに有効です。


実際の環境でリハビリを実施することで

生活変化を促すこと、

気付きが増えることなどの

メリットが得られます。


そのため、どこでリハビリを実施するのが望ましいか、

という点を考慮した時に訪問する必要性がある、と

双方で理解した上で訪問リハビリを実施しています。

② 外出困難、移動手段もない場合

利用者様によっては、

ベッドから離れることが

難しい方もいらっしゃいます。


また、自宅から送迎がないと

外出困難な方もいらっしゃいます。


その場合は、条件①を合わせて確認して、

自費リハビリでの役割を整理します。


何故なら、介護・医療保険など保険内での

リハビリサービスを組み込んでいるケースが多く、

連携が大事になってくるためです。


このようなケースでは、

自費リハビリで関与できる内容を説明した上で、

期間を決めて、訪問リハビリを

実施するケースが多いかと思います。

③ セラピストの移動時間も含まれることに了承いただけた場合

訪問するためには、

施設からの移動時間が

どうしても発生してしまいます。


そのため、リハビリプランの時間内に

移動時間を含めて

対応させていただいております。


このことにご了承いただいた場合に

訪問リハビリを実施しております。


以上の3点が、現状での

訪問リハビリを実施する条件となります。


訪問リハビリすることの意味は、

間違いなく①に該当する部分です。


利用者様によってリハビリ環境を

変化させていく意味は十分にあります。


入院中には、

「自宅で生活する姿を想像して」と

よく言われたと思いますが、

自宅に退院してからは

いざ実践!です。


ただ、利用者様ごとに非常に個人差のあることです。


利用者様にピッタリの

リハビリ方針が定まることを

願っております。


リハビリ環境についての記事も過去に紹介しています。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

お悩みなどがありましたら、

まずはご相談いただければと思います。