お知らせ

訪問看護ステーションのリハビリと脳梗塞リハビリの違い

2021.05.12

早いものでオープンから1カ月が経ちました。
リハ部門責任者 伊藤です。

最近は気候もだいぶ暖かくなってきましたね。お昼間は暑いくらいです。
大阪は緊急事態宣言真っ只中で、特に運動不足になりがちな今日この頃です。
弊社でも、マスク着用・手指衛生・換気・室内消毒を中心に、日々感染対策をきっちりしながら働いております。

本日は、弊社別事業である訪問看護ステーションからのリハビリと、脳梗塞リハビリのサービスの違いを簡単にご説明させて頂きます。

① 保険制度の違い

そもそも、訪問看護ステーションからのリハビリは基本的には医療保険ないしは介護保険でのサービス提供となります。
医療保険なのか介護保険なのかに関しては、ご病気やお身体の状態によって異なります。
また「訪問看護ステーション」という名前の特性からも分かるように、看護師と連携しながらのサービス提供に重きを置かれているのも一つ特徴になります。
脳梗塞リハビリに関しては、保険外サービスという位置づけになります。
お身体の状態、ご病気に関わらずサービスをお受けすることが可能です。

② リハビリ提供場所の違い

訪問看護ステーションからのリハビリに限らず訪問リハビリのサービスは、「基本的な」位置づけとして、「通院が困難な」方に対して行うものであります。
よって、基本的にはご自宅(施設であれば施設内)でサービス提供をすることとなります。
その人の住みなれた、生活スペースでのリハとなりますので、当然ですが、リハビリ病院のようなフラットなベッドなどは無いことがほとんどです。
一方、脳梗塞リハビリでは、下記の様にリハビリ室とまではいきませんが、専用ベッドの配置と、歩行等や調理動作・ゴルフスウィング等のダイナミックな動作練習が行いやすい空間を準備しておりますので、応用動作も含めて、その人の実現したい事に向けた練習がしやすい環境となっております。
また、必要に応じて、通勤練習・評価等で電車やバスの乗降練習もすることができ、そういった意味でも幅広い対応が可能となっております。
更に、当施設に来ていただく、ということだけでも外出という行為になりますし、家にいるよりも活動量を増やす事が出来ます。

③ サービス提供時間の違い

訪問看護ステーションからのリハビリは、基本的には40分前後のリハビリが主となります。
もちろん、その方に必要な状況に応じて多少の時間の前後はありますが、基本的には1時間未満のサービスが多くなります。
一方、脳梗塞リハビリでは、1回当たりのサービスが120分となります。
もちろん、120分運動しっぱなしということはございませんが、長時間、密接に関わることで、その人の思いを深く聞いたり、細かな部分までの練習や指導等も可能となっております。

弊社サービスをご利用いただいた方のご紹介は下記になります。

どちらのサービスが良い、という訳ではございません。
それぞれが適材適所で、その方に合ったサービス提供が出来ればと思っております。
もし、本日のブログを見てみて、脳梗塞リハビリに少しでも興味がございましたら、一度お問い合わせ頂けますと、より細かなお話しも出来ますので、いつでもご連絡お待ちしております。

リハ部門責任者 伊藤 潤平