こんにちは!
まだまだ残暑が厳しく、
蒸し暑い日が続いていますが、
朝晩は肌寒い日も出てきましたね。
さて、本日は事例紹介です。
「車椅子の状態から歩行へ」
「ポータブルトイレから居宅トイレへ」
などなどリハビリ過程において
生活様式を変えるタイミング
というのがありますよね。
そんな時に大事になるのが、
利用者様の生活をサポートするための
連携する力だと考えています!
例えば、こんなケース。
現在、施設に入所されている利用者様。
自宅復帰を目標に週2回の訪問対応を行っています。
動く能力はあるにもかかわらず、
ほぼベッド上で寝て過ごす機会が多く、
何か声掛けがないと行動することが難しい。
そんな状況の利用者様です。
「トイレに行きたい」「食事をしたい」
といった生理的な欲求に対して、
行動を結びつけることが難しく、
普段から施設スタッフが声掛けに行く必要性があります。
そこで、朝・昼・晩の食事時間のタイミングで
食堂まで自分で移動するということを目標に
施設スタッフとも連携をとりながら、
以下を本人様・施設スタッフ・セラピストで
三方向で確認していきました!
・環境や条件設定
・介助の有無
・声掛けの必要性
・動作全般での安全性
などなどです。
ここで協力が得られない状況だと情報不足により
最適な手段を選択することが難しくなってしまいます。
そのため、利用者様を中心とした
周囲のサポート体制を築き上げていくことも
私たちの大事な務めとなります。
利用者様の過ごし方を
最もよく知るのは施設スタッフの方々。
その方々の情報を無くしては、
前へ進むことは難しいと思っています。
「最近、どんな感じですか?」
「このように進めていこうと考えています」
「何か気になるところはありますか?」
といったコミュニケーションを行うことで
週2回の訪問リハビリの充実度も大きく変化してきます。
やはり何をするにしても、
“コミュニケーション”は
とてもとても大事で、
欠かすことはできないものと感じる毎日です。
今後もより一層、
『発信・共有・対話』
に努めていきたいと思います!