こんにちは、言語聴覚士の髙木です。
今回のブログでは、脳梗塞後の後遺症に対しての
リハビリの一部をご紹介します。
●言いたいことが言えない(失語症)
喚語困難、錯語に対してのリハビリメニューを作成しました。
【リハビリ例】
高頻度語、低頻度語の絵カードの呼称
絵の説明、PACE訓練など
●字幕を読めない(失語症)
転換性、分配性注意機能低下
失読症に対しての
リハビリメニューを作成しました。
【リハビリ例】
文字抹消(画面、プリント)、倍速を遅くした字幕読み、二重課題など
●集中できない、やっていたことが中途半端となる(注意障害)
持続性、選択性注意機能の低下に対して
リハビリメニューを作成しました。
【リハビリ例】
カウンティング課題、間違い探し
記号抹消、音楽やTVなどがある環境での課題など
●スーパーで品物がうまく見つけられない(注意障害)
選択性、分配性、転換性注意機能の低下に対して
リハビリメニューを作成しました。
【リハビリ例】
TMT.TWT課題、
トランプ分け
(色やマーク、おはじきで条件付け)など
●滑舌が悪い(構音障害)
舌の筋力低下、可動域低下に対して
リハビリメニューを作成しました。
【リハビリ例】
舌筋力トレーニング(舌圧子)、口腔器官運動、
構音訓練(ぱたから、早口言葉)など
上記のように脳梗塞後の後遺症、お悩みはさまざまです。
お悩みに合わせたプログラム、自主課題を提供させていただきます。
ご相談や体験だけでも、ぜひお問い合わせください。
最後までお読みいただきありがとうございました。