お知らせ

チームで情報共有!利用者さんのニーズにこたえるために

2022.09.02

こんにちは!脳梗塞リハビリRoomアイ・エス 理学療法士 井上です。

「暑さ寒さも彼岸まで」猛暑も少しずつ落ち着いてきている?感がありますね。

脳梗塞リハビリ Room アイ・エスでは、利用者さんに対して担当制をとっていますが、週に最低一度はスタッフミーティングを行い、業務報告だけでなく利用者さんの状況を共有する時間を設けたりもします。

井上のいつものブログは、少しお堅い!?話だったりしますので、今回は、当リハビリRoomの実際を「ゆる~く」お話しします。
前回の長尾PTのブログもチームのお話でした。

前述のとおり、当リハビリRoomは利用者さんに対して担当制リハビリをとってマンツーマンで行っています。担当制でのメリットは、繰り返して一定のペースで利用者さんと顔を合わせてリハビリを行えるという点ですね。そうなると、信頼関係も築きやすいでしょうし、日々の身体機能の変化や自分自身のアプローチによる効果判定も行いやすいと思います。結果的に、予後予測やゴール設定などもイメージしやすく精度も上がるのではないでしょうか。

一方で、自分の視野だけになってしまうので、治療などが偏りやすいかもしれません。脳梗塞リハビリ Room アイ・エスは小規模ではありますが、それゆえ常に容易に相談できるチーム環境であったり、先輩・同僚のセラピストと日常茶飯事に意見交換を行っています。

今回のブログは現在利用されている方について、簡単な4コマ漫画式にしました!

今回の利用者さんは、発症から1年以上経過した延髄梗塞の男性です。

半身のしびれと運動麻痺、反対の半身の温度覚異常を呈され当リハビリRoomを利用されています。
小規模な施設だからこそできる、リアルタイムなチームワークで介入をしました。

身体機能の改善や職場復帰と併せ、自家用車の運転、趣味の釣りやソロキャンプをしたいというご希望を持っておられました。チームで話し合い、当リハビリRoomでいつも掲げている「生きがいを支援する」という目標達成にむけ進めてきました。
直近で利用された際に、当リハビリRoomへ自家用車でお越しになられ、スタッフで大喜びしました。。

次は、職場復帰と併せて、趣味の釣りなどを楽しんでもらえるようスタッフ一丸で頑張っていきたいと思います。

最後に、正直申し上げまして(最近、○○再生担当大臣がいう口癖)、「担当制」「チーム制」どっちがいいという正解はないと個人的に思っています。(私は勤務したことありませんが)回復期病院では365日体制が増え、早出・遅出などいろいろな勤務体制が主流のため、チーム体制をとる必要があると思います。一方でクリニックなどになると、スタッフが小規模のため「チーム」だ「個人担当」だと言ってられない事情もあると思います。

要は、主役は利用者様であり、それを忘れずにこだわりはなく進めているのが脳梗塞リハビリ Room アイ・エスです。

脳卒中後遺症による身体機能の回復はもちろんの事、生活の質を上げていくためのベストな方法を提案していきます。是非ご相談ください♪