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「歩き方」に悩まれている方必見!どのような意識で歩けばいいか?

2021.06.16

こんにちは、理学療法士の長尾です。

連日の暑さで寝苦しい日が多くなっておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
早くも熱中症に注意して生活する必要がありますね。

さて、本日はリハビリ場面にて「どのような“意識”で歩けばいいですか?」と質問を受けることがありますので、その点について説明させていただきます。

結論から言いますと、下記のような返答となります。

「何を、どうしたいか」によって返答は異なってくることを大前提としまして、必要な“意識”と不必要な“意識”を分別して、取捨選択していきましょう!

① “意識“とは?

皆さんは普段の生活で意識されていることはありますか?

私はスマホを見る時には、身体が前屈みにならないように意識して気をつけています!
ですが、家族より「背中曲がっているよ!」、「猫背!」などと言われることもしばしばです。

「そんなことはない!意識しているのだから!」と反論しながらも自信がなかったので、抜き打ちで写真を撮ってほしいと依頼しました。すると、確かに猫背の自分が写っており、驚愕した経験があります。(笑)

この経験から学んだことは、
「自らを意識的に制限する行動はそれほど長く続かないのだな」ということです。

「スマホを見る」という行動だけに限定すれば、持続する時間も長くなるかと思いますが、もちろんそんなことはできません。
「スマホを見る=操作する」がセットになってくるからです。

これは前述した質問の「歩く」という日常生活動作にも当てはまるかと思います。

  • トイレに行きたくなったから、トイレまで歩く
  • 喉が渇いたから、冷蔵庫まで歩いていき、飲み物を手にする

上記のように、「歩く」という動作が限定して行われるのは、リハビリ時間特有のことだと言えます。

そのため、退院後に「リハビリでこのように言われたので、○○を意識しています!」と仰られる利用者様が多いように感じます。
ですが、実際には生活内では無意識に行っている動作が多く、それが要因となって転倒に至ってしまうケースもみられます。

逆に歩行を意識しすぎるあまり、自由度を失ってしまい、「歩くのに時間が掛かってトイレに間に合うか心配でした」といった声もあり、“意識”がどこまで必要か悩むケースも多いのではないでしょうか。

② “常に一定の意識”というのは原則存在しない

これは感覚面に大きな問題を抱えている方など一部例外となりますが、身体の状況や生活スタイルは日々変化しており、入院中に指導を受けた内容が退院後には変化してくることは十分にあり得ます。

入院中のリハビリ室にて「踵から着きましょう!」といった声掛けを耳にした方は多いのではないでしょうか。

この“意識付け”には、運動学的にも踵から着くことのメリットが数多く存在する背景があるからだと捉えております。

ただ、この言葉の本質を誤って理解すると、常に「踵から着かなければいけない」といった偏った思考が生まれてしまいます。

その理解の修正を含めて理学療法士の役割となるのですが、急性期・回復期といった期別に担当が変更するなど利用者様にとっては混乱を生みやすいシステムになっている背景もあります。

そこで、当施設では完全マンツーマンにてこれまでの背景を考慮した関わり合いを徹底しております。

ぜひとも、あなたのお悩みをお聞かせくださいませ!

少しでもご興味がありましたら、体験プログラムよりご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせしていただけますと幸いでございます。

理学療法士 長尾 侑治