ご利用者様の声

E様 ( 女性 / 30歳代 / くも膜下出血)

2022.06.30

左手をもっと動かせるようになってほしい!

脳梗塞リハビリRoomアイ・エスをご利用いただきましたご利用者様にインタビューを行いました。
ご病気になられてからのリハビリ経過や当施設をご利用いただいた生の声を掲載しています。
※掲載についてはご利用者様の許可をいただいております。

利用頻度8回プラン
週1回(60分)
発症前の生活スタイルを教えていただけますか?

正社員として営業および事務を担当し、技術社員の工事日程や工程を作成していました。頼りにされていたと思いました。
家庭内では話が面白く、たまに一緒に飲みに行くと、笑いが溢れ楽しい時間を過ごせていました。ネイルやファッションに興味があったようで、洋服なども多数持っていました。

発症してから苦手、難しくなったこと(生活スタイルへの影響)はありますか?

生活スタイルは大幅に変化しました。眼が開かず、歩けない、手が動かせない、食べることができない等で完全介助状態が暫く続きました。現在、3ヶ所目の病院でリハビリを続けていますが、歩く・見える・食べるは解決されたものの、知的なことと左手の機能はあまり改善されていないように思っていました。
当然、会社は退職になり、自宅から外来リハビリを利用しています。
高次脳機能障害と診断を受けていますが、知的な部分が私たちに全く理解できない状況が続いています。

何故、当施設を利用しようと思いましたか?(近隣にも自費施設がある中で、当施設を選択した決め手はどのようなところだったのでしょうか?)

外来リハビリは1単位20分間、週に1単位の時と2単位の時が交互にあり、40分間の日もありますが、手の方のリハビリに物足りなさを感じるようになっていました。 決め手としては、一般病院では時間的に物足りず、大きな個人施設よりも小規模なところを探していました。個人のみというのも避けたかったところもあり、大阪方面でヒットしました。こちらなら通えそうであり、時間も掛けてもらえそうと感じました。

第1クールが終了した後の感想を教えていただけますか? (目標:左手の機能向上)

先生とも気が合った様子で、通うことになんら反発は出ませんでした。実は2ヶ所目の病院で大反発があり、対応に困ってしまった時期がありました。 個々の作業に細かさが出てきて、作業スピードが上がったと感じます。(洗濯物を干す時のピンチ作業、取り入れ作業、食器洗い等)

第1クールが終了した後の生活の変化はありますか?

前述の質問4にも記載した通りです。その他に変わったと感じたのは、車に乗り込む時に今までは体を捻って右手でドアを閉めていましたが、自然に左手で閉めていることに気がついた。

これまでの関わりの中で心境などに変化はありましたか?(将来への負担は軽減していますか?)

利用前の不安感を思うと和らいできているのは間違いないです。結果が、左手を見ているとはっきり出ていると思うので、時間はかかりそうですが、何とかなりそうだと感じています。

今後どのようなことにチャレンジしていきたいですか?

1人での外出、買い物、公的な諸手続き、化粧・裁縫、エクセルなどのパソコン操作(動画鑑賞だけでなく)などです。

インタビューの内容は個人の感想です。