小脳出血・小脳梗塞
小脳出血・小脳梗塞とは
小脳に何らかの形でダメージが加わったため、障害が起きる疾患です。
血管が詰まった状態を小脳梗塞、血管が破れた状態を小脳出血と呼びます。
小脳には身体の運動機能をスムーズにする機能と身体のバランスを保つ機能があります。
そのため、障害が起きると手足の動き、しゃべるための口・舌・のどの動き、眼の動きなどの運動がうまく行えなくなることが特徴です。
小脳出血・小脳梗塞の原因
主な原因は、脳血管障害、外傷、脱髄疾患、腫瘍などになります。
それ以外にもアルコール中毒や薬物中毒、感染による小脳の炎症でも発症します。
どのような原因であれ、症状に関しては同じようなものが見られますので、根本原因を突き止め適切な治療を行うことが大切です。
小脳出血・小脳梗塞の症状
主な症状は以下となります。
- めまい
- 吐き気
- まっすぐ歩行することが困難
- まっすぐ立つことが困難
- 片麻痺
- 手の震え
- 言語障害
小脳は身体の運動機能を担っている場所になります。
その部分が傷つくことにより、スムーズに身体を動かすことが困難となります。
そのため、手足の運動のぎこちなさや、ろれつの回りにくさ等の症状が発症します。
そのほかにも、眼が勝手に動いてしまう眼振やめまい・吐き気・嘔吐などが症状として現れます。
視覚や感覚などの身体のバランスを保つ部分が狂ってしまうことで、身体がふらつき立てなくなることもあります。
また、一般的に脳梗塞・出血が起こると脳がはれて脳内の圧が高まります。
小脳がはれた場合、脳幹が圧迫される可能性があります。脳幹は呼吸をコントロールする中枢が備わっているため、最悪の場合呼吸が止まる危険があるのです。
そのため脳の圧を下げるために手術を行う場合もあります。
自費リハビリの必要性
医療機関へ入院してリハビリテーションを行うことができるのは「急性期」と「回復期」と呼ばれる期間のみとなります。
しかし、年々入院できる日数は短くなり、病院では「家に帰るため」のリハビリが中心となります。
麻痺や機能障害など後遺症が回復段階であってもご自宅での生活が可能と判断されれば退院となることもあります。
厚生労働省 患者調査の結果より作成
実際は自宅に戻ってからこそ転倒しやすくなるなど、想像以上に苦労をされます。
私達は訪問でリハビリに伺う中でそのことを実感してきました。
特に、重度の後遺症が残った方は、介護保険を利用してご自宅あるいは施設でリハビリを継続することになりますが、入院していた時は毎日2時間リハビリを受けていたのに対して多くても週2回、各40分程となります。
(介護度や状態によっても受けられるサービスは異なります)
そこで私達が注目したのは全国的に増えてきている「自費でリハビリを行う新しいサービス」です。
国民健康保険・社会保険・介護保険などを利用しない保険外サービスのため、費用は自己負担となりますが、回数や期間に制限がないため納得いくまで、機能改善・社会復帰に向けてリハビリを行うことができます。
当施設では一人一人に合わせた完全オーダーメイドのプログラムを作成し、成果をご利用者さまと確認しながら快適な暮らしができるようにサポート致します。
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