こんにちは。
脳梗塞リハビリRoomアイ・エスは、
早いもので開設して2年が経ちました!
皆様、いつもありがとうございます。
今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。
さて、本日は事例紹介をさせていただきます。
「旅行に行きたい」
このような思いを抱いて、
当施設でリハビリ開始となった利用者様。
長距離は車椅子を併用、
家族様のフォローも受けて
つい先日、沖縄旅行に行かれたと
報告がありました!
本当に素敵な報告にこちらまで
嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
旅行中の出来事などを聞いている中で
困ったこともあったとのこと。
その内容を詳しく聴いてみると、
「宿泊部屋の環境の違い」
による戸惑いがあったようです!
4泊された中で、2軒のホテルを利用。
- ベッドには手すりがついておらず、起きにくかった
- トイレの手すり位置が遠く感じた
- お風呂が広くて裸足での移動に介助が必要だった
このような報告をする中で
「自宅での生活だけに慣れてたんだな」
と感じたと仰っていました。
普段と異なる環境になると、
いつも通りの動作ができない方も
いらっしゃいます。
そんな中でリハビリとしては、
どのような状況になっても
対応しやすい選択肢を多く持つ、
という点を意識しております。
手すりありき、ではなく手すり以外の
支持物(杖でも、壁でも、机でも)で
同じように動作ができる方が
柔軟に対応することが可能です。
今回の旅行での気付きは、
利用者様にとって経験値の財産ですね。
普段と異なる環境に身を置いたからこそ
発見できたことだと思います。
今回はこの報告を受けて、
次回の旅行先での宿選びや
予測できる問題などを
本人様・家族様と共有して
リハビリに落とし込んでいく次第です。
脳梗塞後遺症と向き合いながら
「いつまでも旅行に行ける」。
そんな未来を一緒に
歩んでいければと思います!
脳梗塞後遺症でお悩みの方、
ぜひとも1度ご相談いただければと思います。